• ~サラリーマンパパの子育て教育いろは~

中学1年の不登校と友人関係について②

長男の不登校になった友人のいきさつについては前回のブログで書きました。

中学校の生活というのは学校という場所も人間関係も閉じられた小さな世界です。大人になると、もっと違う世界や考え方の人がいることを知ることができますが、中学生の間はその空間と時間で生活のすべてを過ごさなければならず、人間関係がもめたりするとつらくなるのはよくわかります。

今回の話を聞いて、まずR君について思ったことがあります。

R君が悩んでいることを知ってから、ずっと心配をして力になりたいと思っている気持ちは正しいし大切にしてほしいと思いました。

社会にでたり大人になってから遭遇する打算が入った気持ちや関係でなく、中学生のときにしか考えたり感じられないことでしょう。

R君には、心配をしている気持ちは手紙であれ、保健室にきたときであれ、何らかの形で伝えてほしいと思います。

それを受けて、立ち上がれるかどうかはR君しだいでわかりまえんが、自分のことを純粋に思ってくれる人が少なくとも一人はいるんだということを知ることでR君の力になれると思います。

個人的な経験でも、自分のことを心配してくれたり、考えてくれたりしてくれた人の気持ちにうまく答えることができないで、すれ違ってしまった人もいますが、後になってそういう気持ちをもってくれた人がいると思い出すと世の中すてたものではないし、頑張ろうという気持ちになります。

R君のことはどういう形であっても、いつも応援してあげてほしいと思いました。

次に考えるのは、Aのことです。

Aとの関係はちょっとめんどくさいことになってしまったようです。Aはほかに友達がいなくてからんでくる、それを拒絶するというコミニュケーションは気持ちのいいものではないでしょう。男子中学生特有の下手にでたらなめられるとかそういうこともあるようです。

非常に難しい対応になりますが、まず、こちらから攻撃的なことはしないで冷静に対応すること、相手が何かいってきたら、例えば約束もしていないのに一緒に帰ろうといってきたら、それは違うときっぱりと拒否をすることはするしかないと思います。

個人的に思うのは、自分の考えはしっかりともってそれはぶれないで持ってほしいということです。自分の経験では、もろもろの状況が不安定だったときに、自分で考えたことではなく周囲に流されて本意ではない言動をしたことがあり、いまだに後悔が残っています。

幼稚園時代からの友達のS君についてですが、本当にありがたい友人です。

息子もS君は大切にしなければと言っていますが、小学校時代に仲良かった友人でもクラスが離れたり、部活が違ったりで疎遠になっていくこともあるなかで、息子のことを友達としておもってくれて力になってくれていることには感謝をしてこれからもよい付き合いをしてほしいと思います。

個人的には実家も故郷をでて大都会で大成功をしたわけでもないですが、なんとか、生活を続けてきました。人間、苦しくなると大切にすべきことも大切にする余裕がなくなったりすることもあります。S君は代々地元の住民ですし、今後も長い付き合いになるかもしれませんし、よい友人関係を続けてほしいと思います。

学校の先生には相談するつもりはなく、大丈夫だと思うけど、相談するならM先生と別のクラスのもう一人の先生だと決めていました。

息子は先生同士の人間関係とか観察していて誰に話をするべきかわかるといっています。過去の自分よりも、その観察眼はすごいかもしれないと思いました。

話の最後で息子は、僕は不登校にはならずに学校にはちゃんと行くから心配しないでほしいと言いました。

父親に気づかいするだけの余裕があるならまだ大丈夫かなと思いました。

制服がいやだし、部活もやらないし、欅坂46が好きな息子らしくやってくれればいいと思うし、自分なりに切り抜けていってほしいと思います。

Nothing lasts forever。ノベンバーレインの歌詞ですが、よいことでもわるいことでも永遠に続くものはない。

だから、今という瞬間、瞬間を精一杯、大切に筋をとおして後悔のないように生活してほしいと父親として思うのみです。

追記: 長男が英検のこととか定期テストのこと書いてたのに不登校とか友達関係とか書いて重いねといってきました。

ブログを通して親子のコミニュケーションをとるというのは、自分が中学生のときにはあり得なかったことで、何なんだろうとおもいつつ、面と向かって言えないことを伝えるということではありなのかも知れないと思いました。笑

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください