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小学生が混乱したアルファベットの小文字と大文字について

以前のブログに書きましたが、小学3年生の二男は、アルファベットの大文字と小文字を覚えるのに苦労しました。

時期は違うとはいえ、長男はそうしたことには引っかからずに、ひらがなとカタカナをおべえるようにこういうものだと理屈は考えずに覚えてのですが、二男は理系的?なのか、理屈や形にこだわっていたために引っかかったうえに、なぜなのかを理屈で理解しようとしたために覚えるのに時間がかかってしまったように思います。

 

 

 

 

アルファベットの大文字と小文字の形の比較

 

 

 

上記の表でアルファベットの大文字と小文字を比較しました。

大文字と小文字の形がほぼ一致しているのは、

 

大文字: C, F, I, J, K, M, N, O, P, S, T, U, V, W, X, Y, Z

小文字:c,f,i,j,k,m,n,o,p,s,t,u,v,w,x,y,z

となります。

逆に形の上では似ていないもの。小学3年生の二男が混乱したのは、

 

大文字: A, B, D, E, G, H, L, Q, R

小文字: a, b, d, e, g, h, l, q, r

と分けられるかと思います。

 

 

 

「aとbとdについて」

 

 

 

上記の3つが、A、B、Dの小文字であることを覚えるのには苦労しました。

aは、活字では違う字のようにみえますが、ノートに書くときには上の縦棒がどこまで伸びているかで、a と d は、混乱します。

 

対応策 ⇒ とにかくdを書くときには意識して上まで棒を伸ばすこと!

 

この対応策を意識するように話しました。

 

また、bとdの区別にも苦労しました。右向きなのか左向きなのかで、とても似ているようで、

dog や bag

といった小文字の単語が、「ええーっと、どっちだったかなあ。」

とよく混乱していました。

 

対応策 ⇒ Bとbは同じ向き、Dとdは向きが違うことを覚えること!

 

少なくとも、Bとbは同じ向きであることを覚えておけば、dは逆向きだと思い出せるだろうということを徹底しました。

 

 

 

「gとqについて」

 

 

 

gとqについても混乱していました。活字だと違いますが、書いた文字だと混乱したり書き間違いもします。

 

対応策 ⇒ gはグラムのgで、qは、縦棒をしたでとめなさい!

 

いまいち、明確ではありませんが算数でgはグラムということは覚えているので、グラムと結び付けて覚えるのはよいかと思います。

qは、普段なじみがないのでとにかく覚えるようにと話しました。

 

「tとlとI(大文字のアイ)について」

 

 

 

これも混乱します。書いた文字だとtとlとIは本当に混乱します。

I am a boy.

という文を

エル アム ア ボーイ

という風に読んでしまう可能性もあります。

tについては、Tと形が似ているよねということで覚えることができましたが、

lとIは字体によっては活字でも見分けがつきません。

Iというふうにアイの上と下に横棒がしっかりと書かれていればわかるのですが、

Iとlのような字体では、パソコンでも区別がつかないのです。

結局、これについては、よく似ているので間違いやすいということを覚えるように、注意するようにと教えることしかできませんでした。

 

 

まとめ

 

 

小学3年生の二男は、まさかのアルファベットの暗記で引っかかってしまいました。

長男は、そういうものだと力まかせで暗記をして問題なく進めたのですが、

二男は、理屈っぽい特性があったため、形の違いにこだわり大文字と小文字の形の関連はどうなっているのか考えてしまったために混乱したようです。

上記の対応をへて、アルファベットの大文字と小文字はしっかりと覚えて、学校のローマ字学習も問題なく進めています。

なんでほかの子は英語とローマ字の読み方が違うのに気にしないで英語読みができるのかといった話はしていますが。。

以上、少しでもご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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