• ~サラリーマンパパの子育て教育いろは~

中学2年生の生徒会選挙活動① 立候補しました!

7月上旬、普通の公立中学に通っている中2の長男が、

 

中学生活を変える、見せ場を作るために勇気を出して生徒会に立候補することにした

 

といってきました。

理由のひとつは、現在やっているxx委員の延長でxx委員長を狙っていたのが、後期にxx委員を交代しなければいけない可能性が高くなり、できなくなったこと。

本人なりにいろいろ考えて、中学生活で部活もしない、勉強もできないなかでの現状打破、
内申書もよくなるという狙いというのも正直あるけど、いろんなことを言うやつもいると思うし、みんなの前で選挙活動も演説もしなきゃいけないけど、勇気を出してチャレンジすることにした!

とのことです。

 

生徒会選挙の仕組みについて

 

立候補するためには、
まず担任に相談が必要です。
おそらくここで先生は拒否権をもっているのだと思います。

その後、
→推薦人をみつける。
→立候補届け出
→候補者調整(役職の変更)
→選挙
という流れになります。

推薦人は、自分は選挙にでないのに、いっしょに演説をしなければいけないらしく、一応、内申書の優遇はあるらしいですが、はっきりいってめんどくさい仕事で、嫌いな友達の推薦人になることはないでしょう。
推薦人を見つけられるということは、ある程度、友達とのコミュニケーション能力があるという証明であり、立候補には必要な能力だということなのでしょう。

この二つの条件により、問題のある生徒はおそらく立候補できない仕組みになっているようです。

愚息の場合ですが、先生に立候補したいと相談したところ、お前が立候補するのかという反応だったらしいのですが、一応、やる気を応援するよ。というコメントで許可されました。

そして推薦人ですが、はじめに頼んだ友人には、えー、俺はやだよ。でも、XX君ならやってくれると思うから一緒に頼んでやるよ。ということで、XX君と話したら、いいよ。といってくれて推薦人も確保できました。

 

信任投票かがちの投票か

 

長男が立候補したのは、生徒会長ではないある役職でしたが、選挙管理委員会の立候補予定者の打ち合わせの前に担任の先生に、別の役職への立候補にしないかと打診され、いいですけど争いはいやですよと話したところ、大丈夫それはないからと言われたそうです。
つまり、ある役職に定員以上の立候補があると選挙になって落選者がでることになるのですが、今回の選挙では生徒会全体の立候補者数と定員数はピッタリ同じだったために落選者を出す選挙にするのではなく、過半数の支持が得られれば全員当選できる信任投票に調整されたということのようです。
これについては、私は先生ともめてもよいことはなく、目的は生徒会に入るということなので、長男の対応は間違ってなかったのではないかと考えました。

 

今後の予定について

 

こうしたプロセスを経て17日に
立候補者、推薦者集会がありました。立候補者は成績がよいひとたちだったので、自分が出ていいのかと思ったりもしたそうです。

そこで、夏休み中に準備をする選挙ツール、

たすき、ポスター(二枚)、垂れ幕(例えば、生徒会副会長立候補者 OOXXと名前をかく)
が配布されました。

結構、本格的にやるんだなとおもいました。

9月に入ると、一週間登校時に、よろしくお願いいたしますもいう選挙運動と演説会があります。
演説は3分間で、
おそらく1分推薦人、2分候補者で配分すると思うとのことです。

長男は、選挙について、

「今の時点でまったくの無名候補。
良くも悪くもどっちのイメージもない。でも、部活でやらかしちゃって人気ない人よりはいい。
勉強できる人たちにかこまれて、(成績の順位は噂でみんなしっているらしい)
自分はできるのかと思うこともあるし、何で立候補したのかとおもうこともある。アンビバレントな気持ち。

しかし、ここまできたからにはやりたい。
勇気を出して立候補して、
信任投票になったのはラッキーだと思ってるし、それにもかかわらずおちたら、メンタルたちなおれなくなるかも。
不登校になるかも」

とかいっていますが、
自分で考えて行動して見せ場をつくったことはえらいと思いますし、ここまできたら頑張って選挙運動ものりきり、当選してほしいと祈っています。

夏休みのチャンスと時間をいかして勉強もしてほしいと思いますが、生徒会立候補は、彼の中学生活、人生においても見せ場になることと思います。
後悔のないように、やるだけのことをやってほしいと思っています。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください