2018年10月7日、中学1年生の長男が英検3級を受験しました。
中学生になると定期テストの勉強も忙しくなり、英検の勉強時間をとるのもむずかしくなり、充分な準備ができたわけではないですが、英検を受験するチャンスは1年に3回しかありません。しかも、中学3年生になると高校受験準備のために、英検の勉強をするのはできないだろうという話も聞きますので経験のためにも英検3級の受験をしました。
英検3級の受験で気をつけなければいけないのが、写真と身分証明書を受付で提示することです。受付で、英検の係員による本人確認後に写真に割印がされます。
本日は、12時55分集合、13時30分試験開始というスケジュールでしたが余裕をもって12時半過ぎには受付を終了しました。
英検4級、5級受験の時には必要なかった手続きですので英検3級受験の際には注意が必要です。
この際に、保護者は保護者シールを受け取ります。
ちなみに写真のサイズは免許用と同じで30 x24mmです。長男は、写真の準備ができていなかったので、受験前にスーパーの近くの証明写真機で撮影しました。笑
英検は同じ地区で申し込みをしていますが、毎回、会場が変更されます。
今回は、近所の国立大学の某学部でした。
英検受験でよいと思うことのひとつは、普段は入ることのできない学校にどうどうと入ることができ、見知らぬ受験生と一緒に受験することで、高校や大学の本番の受験の練習にもなることです。
長男もこれまで受験した会場について、あそこはよかった、ここはよくなかったと比較をしています。
そして、今回の受験会場については、
今まで受験した会場の中で一番古く、教室も机と机の間も一人あたりのスペースも狭かった。
と感じたようです。
ちなみに保護者席も別の教室でしたが、机と机の狭さ、設備の古さについては、身をもってなるほど、そうかもしれないなと感じました。
英検は受験番号ごとに教室は決められていますが、教室内の席は自由になっています。
また、保護者が試験開始5分前まで子供と同席し、氏名や受験番号の記入をサポートすることができます。
こうした条件を考えると本日の席は失敗だったようです。
12時半すぎに受付をしたので、教室の空席は3分の2くらい空いていたので、リスニングのことを考えて、スピーカーの音が聞き取りやすい、前から2列めの席にすわったらいいんじゃないかとアドバイスしたのですが、試験開始前に試験官に席があいているので一番前に移動するように指示されて、8歳の小学生のとなりになってしまったということです。
結果として、小学生と保護者に悪気はないのでしょうが、試験開始直前まで保護者と子供の会話がうるさかったり、試験中に小学生が消しゴムを転がしたり、トイレにいったりといった行動がきになって、試験に集中することができなかったことで実力を出し切れなかったようです。
英検3級の受験は、幅広い年齢層が受験するので、周囲の受験生をみて席とりをしたほうがよかったなと思いました。前列には、小学生と保護者が多くなるのだとするとむしろ真ん中あたりに座ったほうが良いかもしれません。
長男は、
「今回は時間もなく状況もよくなかったけど、これも経験なので次回に活かして頑張る」
とコメントしています。
上記の状況のこともあり、試験結果はよくなかったようです。
自己採点としては、
リスニングは、60%くらい。
リーディングは、50%以下。
英作文も50%くらい。
だったのではないかということで、合格は望めないだろうという感じです。
今回、状況が悪かったことはアンラッキーだった面もありますが、逆に長男が周囲がどういう状況でも実力を出すことができるように、
メンタルを強化するべき
という課題もはっきりしました。
友人からは、「大学受験の際には、貧乏ゆすりをする人や風邪でせきこんだ人が座る可能性もあるので、そういう状況でも実力はだせるほうがいい。静かな環境や自分の机だけでなく、マクドナルドでも集中できるようになっておくと試験当日も勉強できるようになりますよ。」という話も聞きました。
試験についてのパートごとの対策等については、別途ブログにも書きたいと思いますが、今回は英検受験の会場、席などの環境について注意すべきことを書いてみました。
2019年1月には、もう一度英検3級を受験することになると思いますので、次回の合格を目指して頑張りたいと思います。