今年の宅建試験が終わりました。
宅建を受験しようと思ったのは、今後の英語とあわせた展開の可能性等を考えたためです。
(難易度的にも総合旅行業務取扱管理者と同じとか)
仕事の合間を縫って勉強を続け、ようやく迎えた本番。ばたばたしていた中(実家の対応など)での本番で準備不足はいなめませんが、とにかくおわりました。
模試も十分な準備ができず、直前でも28〜33点前後で推移していて、「本番であと一歩伸びれば」と思っていましたが、結果は32点。 合格ラインにはわずかに届かず、悔しさと同時に、どこか納得する気持ちもあります。
今年の試験は、全体的に難化した印象でした。 単純な正誤を問う問題が減り、「正しいものはいくつあるか」といった複数正解型の問題が増えたのが大きな特徴です。 ひとつひとつの選択肢を丁寧に吟味する必要があり、時間配分にも神経を使いました。 また、民法や法令上の制限の細かい部分で曖昧な記憶が出てしまい、確実に取れるはずの問題を落としてしまったのが反省点です。 思えば、今年は家庭のこともあって、十分に勉強時間を確保できない時期がありました。 それでも、通勤時間や休日を使って少しずつ参考書や過去問を進めてきたことは、自分なりに誇れる努力だったと思います。 宅建の勉強は単なる資格対策ではなく、法律や不動産の仕組みを通して「社会のルール」を学ぶ機会でもありました。
その知識は、日常の仕事や生活にも役立ってると感じます。 振り返ると、あと100時間ほど勉強できていれば、確実に合格ラインに届いていたという実感があります。 でも、それは「あと少し」で手が届く位置まで来ていたということでもあります。
たまたまですが、勉強とは直接関係ないことですが、心境の変化がありました。 それは、長い間、自分の中で整理しきれなかった「後悔など」に、 少しだけ区切りをつけることができたということです。
実家のこととか勉強とかをしているけど、自分の心も整っていく——そんな感覚を久しぶりに味わいました。
これまでとの違いはCHAT GPTがあるかないかで、去年の今頃はヤフーやグーグルだけでしたが、この1年間で検索をする場合でもCHAT GPTにまずは聞いてみて、さらに深堀りをすることが確実に増えています。
来年は、平日は少し、休日に多めのペースで無理なく継続する予定です。
正直なところ、宅建は自分の仕事や今後の生活に絶対に必要かといわれたら、微妙なところですが、選択可能性の幅を広げることにはなります。
来年こそは、笑顔で「受かった!」と言えるように、また一歩ずつ積み重ねていきたいと思います。