昨日は都心でカウンセリングにいってきました。
相談内容は、
「受験生なのに、勉強のやる気がでない、集中できない。」
ことについてです。
詳細は控えますが、これまでの経緯について説明し、父親としては下記の懸念を相談しました。
【現状と問題点】
# 本人は、勉強しなければいけないという気持ちはあるようだが実際にら勉強に取り組めない。
# 集中力が続かないため、内容の理解が進まず成績が悪い。
# 親子関係で口論が多い。
# 何のために勉強するかも理解していない。
# 時間の使い方が下手で、切り替えができずにダラダラしており、お風呂や歯磨きの時間が異常に長い。
# 夜型の生活になっている。
# 受験まであと1年を切り、何とか自分のために、目標を見つけ受験に取り組み、真摯に努力して悔いのない中学3年生の時間にしてほしいと願っている。
これについてプロフェッショナルの回答は、下記の通りでした。
【プロフェッショナルの回答
】
# 中学校の授業は聞けて、曲がりなりにも生徒会をやっている。
# 仲良くしてる友達もいる。嫌いな人がいるのもあたりまえで、それは今後生きていくための訓練にもなる。
# ここまで、スクールカウンセラーなどからの指摘もなかったということは発達障害とか精神的な問題ではなく、思春期の反発と本人の未熟さが原因。
# 時間の使い方については、お風呂が40分くらいならありえる話。2時間をこえるようなら問題だが。
# 小学生の中学受験ならば、勉強すれば、ゲームを買ってあげるとかご褒美でやるかもしれないが、中学2年だと本人が自覚を持つしかない。
【結論】
長男については、特に病的な問題があるということではなく、本人はそれなりのプライドがあり、よい学校にいって未来を拓きたいという気持ちはあるが、未熟なため努力はしたくないという状況。
けっこう厳しいことも本人に言ってくれました。→ 「友達でも兄弟でも、あなたより勉強している人があなたよりいい高校や大学に入学して、あなたよりいい会社に入っお金を稼いでいるのにあなたがいい仕事がなくて、お金が稼げなくて悔しい思いをしても、その未来の自分の責任は、いま勉強しないあなたがとらなきゃいけないんだよ。もしかしたら、すごいゲームを作るクリエイターになるとか、売れっ子ミュージシャンになるとか、学歴とか関係なく成功できる道は可能性は少ないけどあるよ。でも、そうでなければ東京とか首都圏とか都会で生活するならどこかの会社に勤めるサラリーマンに8割、9割の人がなるわけだけど、そのとき、少なくとも今の日本ではどんな学校を卒業したのかによって、選択肢が変わってしまうことは理解しなければいけないよ。その事は理解した上で、勉強しないならしない責任をもちなさい。」といった話があり、長男は図星をさされたこともあってムカついたと言っていました。
親が右を向けといっても、左をむいてしまうので、本人の自覚と責任を取ることを信じるべき。
だれでもよいが、親戚のお兄さん、いとこ、恩師など信頼している大人から伝えてもらうのはよいかもしれない。
というわけで、何かの治療をすればよいとか、そういう問題ではないので、真摯に長男とのコミュニケーションを続けるしかないのが現実でした。
特効薬はないので、引き続き考えていきたいと思います。