私は某上場企業に勤務していますが、勤務先の会社の福利厚生として、
TOEICを会社で受験できる制度があり受験しました。
最近は、息子の英検受験の顛末ばかりブログに書いていましたが、今回は会社でTOEICを受験することのメリット、デメリットについて書いてみたいと思います。
私の勤務先では会社の福利厚生、教育補助として年に2回、希望者向けにTOEICの団体受験が開催されます。
正確には、個人で申し込み、指定された会場(大学等)で受験する
TOEIC 公開テスト
ではなく、
TOEIC IP テスト
という団体受験用の試験になりますが、受験結果はTOEICの点数として認めらますし履歴書に記載することも可能ですので、わざわざ週末に公開テストを受験するよりは負担がありません。
2018年10月のTOEICでは、勤務時間である午前中に試験が実施されました。これが、午後いちや夕方に実施だと、仕事の疲れがTOEIC試験に影響する可能性もありますが、勤務先においては、出社後すぐに受験をすることができ、よい時間帯に設定されています。
また、受験料についても団体受験であり、会社のサポートもあるために、
約2000円
という低価格でTOEIC IPを受験することができるのです。
さらに、TOEIC公開テストでは必要な証明写真も必要ありません。
答案には住所の記入も必要ありませんし、他の受験者も全員従業員ですので、TOEIC公開テストよりリラックスして受験に臨めます。
上記では、会社でTOEICを受験するメリットについて書いてみましたが、逆にTOEICを受験することのデメリットについて検討してみます。
私が以前、会社でTOEICを受験することを躊躇して、一般のTOEIC公開テストを受験した理由ですが、
会社の人事に、TOEICのスコアがばれてしまう
ということがあります。
これについては、確かにあまりにも英語力が低い場合は、TOEICを受験することがマイナスに評価される可能性はあるかもしれません。(個人が任意で受験したTOEICのスコアと人事評価は直接関係することはないはずですが、うわさ話などのオフィシャルでないネットワークによってばれる可能性は排除できません。)
しかし、そこそこよい点数をとれば逆に英語ができる人材であることをアピールすることにもなりますし、チャレンジを続けてスコアを上げていくことで努力を証明することにもなりえます。
会社にばれても(そこそこの英語力があれば)何の問題もない
という結論になりました。
会社の人事以外に、周囲の社員にもTOEICを勉強したり受験することがばれますが、これについても、臆せずにどうどうと英語を勉強していることを宣言してTOEICを受験し、なんならスコアについて公表しても問題ないと思うようになりました。
というわけで会社でTOEICを受験することのデメリットは、
自意識過剰になる以外は、ほとんどない!
という結論になります。
上記のとおり、会社でTOEICを受験することに躊躇がなくなったので、2018年3月に続き10月にも会社でTOEICを受験しました。
前回(3月)に受験したときには、リーディングセクションで時間が足りなくなり、最後の数問をぬり絵(とりあえず適当な選択肢、例えば、”C”をマークしておくこと)してしまいましたが、今回(10月)は、一応、最後まで問題を回答することができました。
ざっくりとした感想と期待する得点は、
<リスニング>
写真の問題、会話問題、図表についての問題とありますが、
簡単な問題とわかりにくい問題
聞き取りやすいスピーカーと聞き取りにくいスピーカー
がいて、ムニャムニャとしか聞き取れない問題やパートは、どうしてもありました。
全体的には、できただろうと思う問題もあり
正答率は、期待を85%~90%程度と想定します。
<リーディング>
前回の試験でぬり絵をしてしまったことを反省して、スピードを重視して回答しました。
また、二度読み、三度読みを避けるために、パート7では設問をまず読んでから本文を読むという方法で回答しました。
もちろん、設問をじっくり読みすぎると時間がかかってしまいますので、WhatなのかWhoなのか、場所や職業を聞いているのかとざっくりと理解して、本文を読むときに可能な範囲で設問の該当箇所を見つけながら読んでみるというやりかたです。
スピードを重視したために、取りこぼしもあるでしょうし、よく理解できない問題もありましたので、
リーディングの正答率も、期待を85%~90%程度と想定します。
というわけで、結果は後日また書いてみたいと思いますが、会社で受験するTOEICも、これで3回目となりますので
リスニング、リーディング合計の期待値は、まずはなんとか930。これはクリアしたい。
というのが期待するところです。