• ~サラリーマンパパの子育て教育いろは~

中学1年の不登校と友人関係について①

長男から不登校になった友人のことで相談を受けまして、ブログにも書いていいよとも言われたので、整理のためにも書いてみます。

長男には仲の良いR君という友達がいましたが、10月から不登校になってしまって心配していました。彼は家庭環境も複雑なところがあるし、不登校になる直前には、「サイコパス」とか「花言葉が死ぬという花はなにか」とか話してきて、なんでそんなことを話すのかと思ったそうてますが原因はわからなかったそうです。

R君とは小学校の時からの友人で、試験前だから断ったけど、映画見に行こうよと誘われたり、男女数人のグループで仲良くしてきた大切な友人だから、学校に戻って欲しいと思ってるし、ネットで不登校から復活する方法とか調べたらもするけどなかなか難しいんだとか、息子なりに心配していました。

そんななかで、先週、幼稚園の時からの友人である、S君ともう一人の友人と一緒に帰宅しながら話して原因がわかったんだといいます。

S君のことはご両親も含めて、幼稚園から運動会などで知っていますが、とても優しい家族で、友達おもいだし勉強も頑張っている信頼できるいい子だなと思っていました。

そこでわかったことは、Aという生徒のせいだということでした。

Aというのは息子が放課後のクラブ活動で知り合った生徒なのですが、複雑な家庭環境で、変なにおいもしたりして、嫌われている生徒らしいのですが、息子はそういうことにはこだわらずに話をしてコミニュケーションを取り、仲良くというわけではなかったのですが、Aには唯一の友達だと思われてしまっていたようです。

S君が息子に語ったことによると、Aは唯一の友達だと思った息子に執着して、R君に嫌がらせというか息子と引き離すような言動をして、R君は嫌になってしまい不登校になってしまったのではないかということです。

思いあたることとして、Aはクラブの後約束もしていないのに一緒に帰宅する友達がいないので、勝手に息子についてきていたらしいのですが、一度R君が不登校になった後に学校に来て息子と一緒に帰るときがあり、息子は、R君に学校に来て欲しいし励ましてあげよう。チャンスだと思っていたのに、勝手について来たAが、「お前なんで学校休んでんの。」とひどいこと言ったことがあったそうです。

不登校になったのに頑張って学校に来てる時に、そんなことを言われたら行きたくなくなるのに、なんでこいつはそんなことをいうんだ。と思ったことがあり、S君の話してAのせいだ、全てではないにしてもかなり影響があいつのせいだと思って、Aの人間性を見抜けなかった自分がバカだった、もし、もっと早くわかってればR君を救えたかもしれないのに悔しいと話しました。

その後、Aには、お前とは絶交だしもう一緒に帰らないと、S君たちと話したら、Aは必死になって、そんなこと言わずにお願いだからと必死に言ってきたということがあったらしく、それはそれで息子も罪悪感も感じたそうで、胸に悩みのボールを抱えていたから、お父さんに話してスッキリしたといっています。

でも、悩みのボールを受けた方はかわりに悩むことになっちゃって申し訳ないから、お父さんは自分でボールを消滅させてねとも捕捉していました。

話を聞いて、長男の価値観は、よく理解できるし自分も生きてきた中で、裏切ったり、裏切られたら、傷つけたり、傷つけられたりしてきたわけで、どういうアドバイスというか言葉を伝えるべきか真剣に考えてみたいと思います。

追記: ブログを読んだ長男が、Aが悪かったなは事実だけど彼だけが悪いわけではなくて、R君の問題もあるから書いておいて欲しいといわれました。

中学生の人間関係は、一方で傷つきやすいのにもう一方は容赦のない暴力(言葉や態度も含む)があふれてるジャングルで生きぬくのも大変だと思いますが、良い師や友と出会って充実した時間を過ごして欲しいと思います。

勉強をすることも大切だし、世の中を渡っていくためには、人が良すぎてもだめだし、悪くなるのはやめて欲しいが、自分や大切な人を守るためには、時にずるく悪も必要かもしれないことを学ぶ時でもあると思う。必要なない苦労は人間性をゆがめるだけだからして欲しくないし、担任がだれになるかとかクラス替えで友達がどうなるかとか運もある。いろんなことがあると思いますが、自分で考えてスジを通して行動して欲しいと親として願っています。

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