• ~サラリーマンパパの子育て教育いろは~

海外ビジネスを教えてくれた恩師の一周忌

久しぶりの更新になってしまいました。ここのところ会社での恩師の一周忌のため、ご家族と会社の仲間とのあいだに入って、法事やお墓参りの幹事役をやっていたためにバタバタしていました。

どうやら、無事に法事とお墓参りも終えることができましたが、誰をよぶのかとか、連絡の文章、献杯のお店の手配、遺影の手配などいろいろなことがありました。しかも、いろいろな方がいうことがバラバラで、意見をまとめるとか、判断するとか、何て難しいのかリアルにかんじました。

全体像をしらないので、よかれと思ってラインのグループにバンバン画像や情報あげる人もいましたが、実は声をかけてる人も微妙に違ったりするのでやってほしくなかったりしましたが、個人個人の感覚が違うので悪いとも言えず、物事は全体像で多面的に見なければいけないなとおもいました。

普段は、あまり接点のない人たちともコミニュケーションをとったり、協力しながら無事に乗り切れたときにはだいぶほっとしました。

当日もいきがかり上、集まった人の前で、話をしなければいけなかったり、段取りを組んだり大変でしたが、非常に学ぶことも多く、自分が成長できたきもしました。

十数年間、ご指導いただいた恩師であるTさんは、

“家族はまってくれても、仕事は待ってくれない”

と冗談でおっしゃていたそうですが、仕事に取り組んでいる姿勢は、人生をかけて真剣に取り組んでいらっしゃったと思います。

私は、どこかで会社のことという意識があるのか自分個人のことほど真剣になれないのに対して、Tさんは、会社のことやお金にたいしても自分のこととして受け止めて、考えて、本気で怒ったりしていたと思います。

Kさんが、献杯の時にお話してましたが本当に、大きなLoveをもって、チームの仲間に接してくれていたと思います。

仕事の話をするときには、いつも、

「あなた個人の意見は、どうなんですか。我々は、ビジネスのプロフェッショナルにならなければいけないんですよ。」

とおっしゃって、私が思いもしなかったような、アイデアを教えていただいたりしました。

今、思えば自分の性格に合わない外資系の会社とかで働いた後、下町の日系企業で、こてこての日本企業文化と外国人を統括して欧米アジアパシフィックの海外事業たばねていたTさんとの出会いがあり、ご縁があり、大きな視点から見守ってくれていたのだと思います。

Tさんは、グローバルで事業をしてるといっても、日本国内組織と海外事業がバラバラに運営されているなか、事業環境、文化、言語、価値観がことなるなか、欧米人も含めて外人と喧嘩できる英語力、ビジネスのプロとしての知識、アイデア、バイタリティー、矛盾する状況を解決する判断力、交渉力を持っていました。

ときに、「私にチャレンジしてきなさい。どう思うんですか。」
といった問いかけをされることがありました。
難しい質問でうまく答えられなかったり、しどろもどろになると、

「つまらないですね。そんなことをしたこうなるとは思わなかったんですか。裏の裏を読むんですよ。」

といろいろなことを教えたいんだ、成長してほしいんだという愛情をつねにもって接していただいていました。

ご期待に応えることができないまま、Tさんは、逝ってしまいましたが、思いをついで、ベストを尽くて、少しでもよい報告ができるようにしたいと思います。

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