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中学2年生の生徒会選挙活動② : 住職さんのお話

仕事のあと平日にブログを更新するのは、なかなかきついので最近は週末にしかブログ記事をかいていなかったのですが、記憶が薄れてしまうのでお寺の住職さんとのお話を続けてかいてみます。

進路について話したあと、長男が生徒会選挙に立候補したことを住職さんに話しました。

まず、悩みながらも生徒会に立候補したことは、親がやってないことを子供がやるのは親を越えていくということだし頑張ってるよということでした。

生徒会の選挙では、ちゃんとマニフェスト、公約をいうべきだろうといわれても長男は、ピンときていなかったので、次のようなお話をしてくれました。

 

生徒会をやるということは、みんなで学校をよくしていこうということで、それ演説で伝えたらいい。

生徒会の仕事も自分だけが背負うわけではなくて、一人ではできないことが、二人とか三人でできることはあるし、生徒がみんな一緒になってできることもあるから

スマップの世界にひとつだけの花、あるいは、童謡のチューリップの歌にあるように、生徒はひとりひとり個性があって色が違うわけで、赤、白、黄色とかあるわけだけど、歌の最後に

「どの花みてもきれいだな」

といってるわけで、生徒ひとりひとりの個性を輝かせるような学校にみんなでしましょうといった演説をしたらよいのではとのアドバイス?をしてくれました。

どこまで響いたのかはわかりませんが、長男も、

「なるほど!ありがとうございました。参考になりました。」

とお礼をいっていました。

スマップの歌の話は以前の法話で住職さんが話していた事もあり、具体性にかけるかもしれませんが、そういう気持ちでみんなで一緒に頑張りたいという気持ちを伝えることはよいのではないか、なかなかいいことを話してくれてありがとうございます!

と感じました。

 

なんで立候補しちゃったんだろうと悩む気持ちも理解できますが、自分で考えて、決めて、行動してつかんだチャンスですので後悔のないように頑張ってほしいと思うのみです。

最後に余談ですが、住職さんのお盆の法話で話されたことも備忘録として残しておきます。

「ご縁というとよい人にめぐりあいたいとか、良縁を考えたり期待することがおおいけれども、縁には二種類ある。

ひとつは、彼氏や彼女に出会いたいという良縁だけれども、切らなければいけない悪縁もある。

 

たとえば、病気になって病院に行くのは死にいたる縁をきること。

もし、そこで病院ではなく、何かのおまじないとかお祈りでお札をもらったけど効かなかったということだと、縁をきることができず、むしろ死に近づいてしまっていることになる。だから、切るべき悪縁は、しっかりと切ったほうがよい。

最後に、それでも、死はやってくる。

親がなくなり、知っているおじさん、おばさんもいなくなって田舎に帰省することもなくなるひともいる。

そうなっても、自分が死んだら行く場所として、これまで別れた人たちと極楽であえるから楽しみだと思えばいい。

そうはいっても、住職さんの先輩や知り合いにはまだ旅立ちたくないというひとがいる。それは、自分が行くのが嫌だからではなく、よいご縁でお世話になった人にお返しをしたいと思う気持ちもあるから。

最後のそのときには、これまで別れた人たちと極楽であえるから楽しみだとおもって、グッドバイと思って行けばいいのでは。

といったお話をされてました。

生徒会の話とはだいぶずれてしまいましたが、親がなくなったあと、田舎のことはどうなるのか気になっているところで、なるほど、そういう風に考えればいいのかも知れないなと思わせるお話でした。

ともあれ、全般的によき出合いなどのご縁、良縁を大切にすること、悪縁は切っていくということを常に意識しながら頑張りたいと思いました。

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