記憶があいまいになっていきますが、夏休みに長男と祖母が話したことについての記事を書きます。これで、夏休みに進路について話したネタは最後になります。
また、祖母の大学受験については去年もしていてブログにも書いていました。
とにかく祖母が田舎の高校2年生の時、作文で県の代表になつまて全国大会に参加したことで、大学進学を目指すようになったこと、そこからビリギャルではないですが、受験勉強を始めたという話でした。
大学受験にあたっては、志望校と受験科目の検討した結果、数学がある大学は
受験できないという結論になり、英語、日本史、国語の三科目受験をすることに
したということです。
三科目の中で、
国語は作文がかけた人ですし、日本語ですのでとっつきようがないわけでは
なかったようです。話を聞く限り、センスと過去問などでそれなりの結果にしていったようでした。
日本史については、世界史より知識があったことと、世界史は地域ごとのぶつ切りに
なっているから、体系的な日本史を選んだそうです。
ただ、日本史の問題は細かいところが多く出題されるので完璧に理解をしないと得点
できないので、単元ごとに完璧になるように何度も問題集をやり込んで得点を上げて
いったそうです。
国語と日本史については、そういった対策で勉強のメドをつけていたようでした。
そしていよいよ本題の英語ですが、祖母が苦しみながら行き着いた結論は、
「英語は5文型」
ということでした。
数十年前の話に生ります 、東京帝国大学をでて軍医もしていた名医が田舎で余生を過ごしながら、
文化図書室を開設していたようで、祖母はそこにあった「絶対英文法」という本を借りて徹底的に読み込んで英語は5文型を理解すればわかる!
という境地に行き着き、受験英語を乗り切ったようです。
祖母は大学卒業後、田舎で祖父と結婚したあとしばらく英語塾を中学生向けにしていました。
私も少しですが、自宅で中学生のお姉さんたちに教えていてわたしも可愛がってもらった記憶があります。
ここでの勉強方法は、中学の教科書を先取りして教えるというもので、祖母は普通の教科書と
Teacher’s guide
という先生向けのマニュアルも読みながら教えていたようです。
長男が、「えー。まじで塾やってたの?どうやっておしえてたの。」
と聞くと
「英文法が基本だから、5文型でおしえていた。生徒によってわかることわからない子がはっきりするから、わからない子には宿題をだして理解をさせた。みんなみ、ちゃんと宿題はやってきたよ。」
と回答していました。
長男は、教える側からみるとできる生徒とそうでない生徒がそんなにはっきりわかるのか!ということが頭に残ったようです。(そこなのか?苦笑)
私も母親から英語を教えてもらいましたが、小学生なのにテキストは中学校の教科書でした。
祖母が高校生で理解した、5文型をいきなり小学生に教えるというのはどうなのかと思いますが、確かに自分の中で英語の骨組みとして残っている気はします。
しかし、その知識と熱意は祖母のものであって、私から子供たちに伝えるのは難しいかなと思い、子供とは小学生向けの「英検の勉強」をしてきたものの中学英語との違いを実感していて、やはり、中学の教科書を越える教材はないのではないか??
英文法
英文和訳
和文英訳
が基本だから、動詞の活用、主語の違いによる疑問文の作り方とか徹底的にやらなければいけないのではないかと思うようになっています。
祖母の私大文系をよしとする考え方もどうなのかと思いますが、長男の受験戦略もそれしかなくなりつつあるきがします。
勉強や学歴だけではないんだと理屈では思いますし、他の方法があるなら、それをやればいいと思いつつも現実的には、これで行くというものは簡単にはみつかりません。
試行錯誤の日々は続いていきます。
英語については、英検の勉強と中学英語をどうやって結びつけるか。二男とはもう少しうまくつなげてあげたいとおもっています。