前回の記事で、ビリギャル講演会の感想を書きましたが、メモした内容をもう少し書いてみます。
「ビリギャルの夢を実現するための5つ➕ ワン のポイント」
小林さやかさんが話してくれたポイントです。
① ワクワクする目標を決定しよう
② 根拠のない自信をもとう
③ 具体的な計画をたてよう
④ 目標や夢を公言しよう
⑤ 憎しみをプラスの力に変える
➕ ワン
⑥ コーチを探す
以上がポイントです。ひとつずつみていきます。
① ワクワクする目標を決定しよう
目標は、自分で決めなきゃいけない。
何のために勉強するのか。大人が答えられない。
子供をなめるな。
知識を得る。ワクワク。人に愛される。支えあう。
勉強したら、もっと稼げる、楽しい世界があることを子供が自分で決めなければいけない。
② 根拠のない自信をもとう
小林さやかさんがはじめて坪田先生にあったとき、
英単語は、
Japan → ジャパーン
Hi, Mike → ヒーミケ
と読んだり、
日本食は、
聖徳太子 → 「せいとくたこ」
って太った女の子ってかわいそう。
と本気で読むような実力だったそうです。
でも、自己肯定感はつよくて、東大は牛乳ビンメガネかけたダサい男しかいなさほうだけど、慶應はアラシの桜井くんとか、いけてる男子がいるなら行きたい。
行けるっしょと思ってはじめたそうです。
同じ努力、同じ実力があっても試験日に熱を出してダメだったら、結果がでないと人は認めないこともある。
できるかできないか
やるかやらないか
飛び込む勇気
チャレンジする環境
が必要ということ。
③ 具体的な計画をたてよう
坪田先生は、戦略家で一年半で合格できる作戦をたててくれたそうです。
「小4のドリルからはじめた。
できるのは好きになる。
できないのはきらいになる。
どこにいてどこにいきたいのか
残された時間を考えて逆算する。」
合格できるかどうかは、赤本(過去問題集)ができるかどうか。模試は目安になるだけ。
試験は学部ごとに戦略が違う。
慶應は、
文学部、
総合政策学部、
商学部、
経済学部文学部
総合政策学部
とあって総合政策学部は小論文難しいといわれていた。
赤本で文学部は、合格点をとれていて本命としていた。
④ 目標や夢を公言しよう
自己成就予言
ピグマリオン効果
期待をすればするほどきみはやれる。
これには長男が生徒会役員に立候補するとき、そうだったんだよ。
引くに引けなくなったんだよねと感じるところがあったようでした。
⑤ 憎しみをプラスの力に変える
父への憎しみ。
塾にいくのはお金をどぶにすてるようなものだ。
塾代は出さないといわれたこと。
この悔しさをとんでもないパワーにして勉強した。
母がかき集めて、足りない分はパーとして用意してくれた塾代、
封筒に入ったお金の重みを忘れるなかった。
父への憎しみ、母への感謝
⑥ コーチを探す
自分を導いてくれるコーチ。
坪田先生は、
傾聴 あいずち、繰り返し
質問 いい質問、答え
承認 ほめる、ビジョン
のスタンスで指導。
「もし、慶應いったら女子アナになって
プロ野球選手と結婚してセレブになるかもよ。
マジでー。」
とさやかさんがキラキラした世界や人が好きなことを理解してやる気を出してくれた。
ほめる。
相手の魅力を引き出す
やってみなきゃわかんないっしょと思わせる。
もし、コーチが身近にいないなら本をコーチにして頑張ってほしい。
と言ったポイントを話してくれました。
そして最後にまとめとして、
最終学歴社会 → 偏差値、暗記、決まった答え
から
最新学習歴社会 → 思考力、行動力、経験値
になるべきだとお話されていました。
意思あるところに道はひらける。
大人が勉強しろというより、興味をもつ、まずワクワクする姿を見せる。
子供の善の心を信じて、子供が
自分で歩ける、自分で決めることができる、人に愛される人間になってくれること
が勉強しろという意味なんだということを伝えるべきなんだと思いました。
余談ですが、ご本人のことや家族のことをお話されていました。
ビリギャル離婚でヤフーのトップニュースになったときに、4500コメントもついてひまな人が多いんだなと思ったとか、明るい不登校だった妹さんは高校はニュージーランドに留学して、英語ペラペラになって帰国子女枠で上智大学に入学したとか。(でも、一人で外国で3年間も生活するのは受験勉強よりつらいかもと。)
ビリギャルの映画で有村架純さんに名古屋弁とかギャル語の指導したとか。(時給は200円くらいになったけだよい経験になったとのこと。)
会場は600席満席でした。入場券は、とても安かったので儲けではなく地域のための講演会だったんだなと思います。
この後、坐骨神経痛になってしまったのですが、長男は行ってよかったよと満足しているので、少しでも感じたことを生活や勉強につなげて欲しいなと思います。
何のために勉強するのか、今までうまく説明できなかったし、自分でもわからなかったとこがありますが、小林さやかさんのお話は腹に落ちました。
勉強するのは、世の中で戦うため、生きてくための、知識とか武器を手に入れるということだし、勉強しなさいといいたくなるのは、自分で考えること、歩くことができて、人から愛される個人になってほしいというのが親の真意なのかなと思います。