また、英作文といっても、簡単な論文のような構成が必要になります。
回答の構成としては、
イントロ;初めにお題について賛成か反対か。
ボディ: その理由を3つあげる。
結論: まとめ
というロジックを短時間で構築する必要があります。
英検1級の英作文の目的は試験で合格点をとることであって、素晴らしい意見を伝えることではないということを忘れず、短時間で、それなりの論理構成力と英作文ができる能力を示せばよいということになります。
ということで、試験においては、自分の考えを深堀りして素晴らしい意見を
述べることではないので、課題にたいして、賛成と反対のどちらのほうが回答しやすいかという観点で考えるようにします。
平日は会社の業務があり、じっくりと取り組むことはできないので、できるだけ、フォーマット化をしてどのような問題でも対応できる準備をしたいと考えています。
そのように考えながら、英検1級の英作文について、動画やブログを検索したところ、Atsu英語さんの情報にいきつき、拝読したところとても有用に思えました。
https://atsueigo.com/eisakubuntips/
非常にためになりましたが、要約、引用させていただきますと、回答についての構成を考えるだけで時間がかかってしまうので、賛否を決めた後は、理由の切り口を
1. お金
2. 健康(心身の)
3. 時間、効率性
の観点から論理を考えるというものです。
また、私はそれに追加して
社会、技術
といった観点を予備としてもっていれば
ほぼすべての問題に対応できるのではないかと考えました。
過去に出題されたトピック(16個)は、下記のとおり。
<文系的:12題>
大量破壊兵器は禁止されるべきか。
日本は東京オリンピックを開催するべきか。
大学の人文化学学位は価値を失ったのか。
日米関係は再考されるべきか。
世界平和は達成可能な目標か。
民主国家は民主主義を非民主国家に広げるべきか。
日本は死刑制度を廃止するべきか。
言論の自由の制限は正当化されるのか。
先進国は外国から移民を積極的に受け入れるべきか。
国際テロは根絶できるか。
自由貿易は推進されるべきか。
都市化が進むことは日本社会にとってよいことか。
<理系的:4題>
伝染病は、今後数十年の未来においても大きな問題となるか。
石油やガスのような化石燃料は、今後数十年の未来においても主要なエネルギー源でありつづけるか。
クローン技術の研究は推進されるべきか、停止するべきか。
世界の食料供給は、今後数十年の未来においても確保されるか。
勝手な主観での分類だが、過去のトピックを文系的と理系的に分類すると、
文系的 12題(75%)
理系的 4題(25%)
となります
完全に文系よりなので、理系的なトピックは難しいと感じます。
実際に1題
「伝染病は、今後数十年の未来においても大きな問題となるか。」
という課題のアイデアを考えてみます。
まず、賛否は大きな問題になるという意見にします。
理由は、なんとなくですがここ数年でもSARSやインフルエンザなどが問題になっているので、病気の恐怖は続くという立場のほうが簡単だと判断したからです。
次にBODYを考えます。
1. 健康 ⇒ 伝染病は死にいたったり、多くの病人をだしてしまう。
2. お金の点 ⇒ すべての伝染病をなくすための病院や薬をそろえるには莫大なお金がかかるだろう。
3. 時間/効率 ⇒ この問題にあう答えは見つけにくい。しいていうならば、短期間では無理だろうという観点。
4. 社会/インフラ ⇒ グローバル化が進み、飛行機も発達。物理的な拡散を防ぐのは難しい。
最後に結論として、以上に述べたように伝染病にうちかつにはまだまだ課題が多いといわざるを得ない。
といった感じになるかと思います。
実際にこの構成でよいのかどうかはわかりませんが、試験で問われるのは英語力であって、すばらしい意見を主張することではないはずですのでこの程度のロジックを3-4分で考えて、実際に文章を書けるように準備したいと考えます。
今回のブログは以上となります。
実際に英作文をしてみてもよいのですが、レビューと検証をだれかにしてもらうか、自分がとりあえずアウトプットをするだけでよいのかは検討中です。
試験までいよいよほぼ1か月となりましたので、頑張りたいと思います。