2020年4月2週目、日本は緊急事態宣言が、東京、千葉、埼玉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7府県を対象に発出されました。
政府が人との接触を70%、可能ならば80%削減するようにという指示を多くの会社が在宅ワークを推奨したり、チーム分けをしたりしていますが実行するのは簡単ではないようです。
(他人事でなく、私もそのひとりです。)
会社の同僚との話題の中で一番の懸念は、通勤電車です。
通勤するサラリーマンは電車で平均90人と接触するというニュースがあったそうで、
実は通勤電車(コロナ電車に乗りたくないという話)に乗りたくない、本当にリスクを
とって乗るべきなのか、嫌なら有給をとるかといった話にもなりました。
でも、現実は乗客は減っているものの、必ず座れるほどすいていることもなく、
まだまだ、たくさんの人がのっているなあと感じます。(自分もその一人ですが。。。)
自分の頭で考えて判断するというよりは、なんとなく周囲の動向をみながら、
行動を決定しているなあと思いますが、同調圧力の高い日本社会において、
独自の道をいくことはリスクがあるし、強い意志が必要なので、
コロナのリスクを考えても、多数の意見に従うのが合理的だと判断している
わけだなと思います。
(まさに、欅坂の「Noといいなよ。サイレントマジョリティー」です。)
コロナウイルスの感染拡大のため、家族で過ごす時間が多くなりました。
先週は志村けんさんの追悼番組がたくさん放映されて、家族でみて笑いました。
「ドリフの大爆笑」、「全員集合」、「バカ殿」、「だいじょうぶだあ」等々、
時代や世代を超えて、30年前の番組で家族がみんな笑えるって、やはり、志村けんは、
すごいなあと偉大さをあらためて感じました。
普段はみてなかったのですが、志村動物園の追悼番組で、嵐の相場君が志村さんに
「焦るんじゃないよ。相葉くんには志村どうぶつ園があるでしょ。ドラマは3カ月で終わるけど、志村どうぶつ園はずっと続くからね。俺が続かせるからね。」
と泣きながら励まされた話も自分に突き刺さり、喜劇王としてまた人としても
素晴らしかったんだ、そんな人がなんでコロナで死んでしまったのかと悔しく思います。
本当は世界中で学校が休校となっていることについて、書いてみるつもりでしたが、
働き方と志村けんさんのことだけでそれなりの分量になってしまったので、
教育への影響についてはあらためて書くことにします。
在宅ワークについては、海外の友人もいろいろなことを感じているようです。
国籍を問わず共通しているのは、今回のパンデミック後の世界はもはや
以前の社会ではないということ。
日本はまだまだ通勤電車での感染リスクが高いままですし、
ロックダウンも行われず、ダラダラと経済活動が続いていますので
そのままあてはまりませんが、下記のようなコメントをしています。
※ 日本語は意訳です。
・ We don’t have to stuck in traffic so more clean air,
(渋滞がなくなり空気がきれいになる。)
・ We don’t need to dress up and still wear our pajamas while working,
(着替える必要がなくパジャマのままでも仕事ができる。)
・ There is no proper lunch break and lunch at work,
(仕事中、はっきりとした昼休みがない)
・ We achieved paperless strategy and being an environmentalist immediate by stopping trees cutting, less carbon emissions and less electricity used.
(ペーパーレス戦略を実行したことで、木材の伐採をやめ、
二酸化炭素排出が少なくなり、電気の使用量も少なくなることで、
環境にやさしくなっている。)
この環境にやさしくなっているという視点は、あまり報道されていませんが、
事実だと思います。
コロナによって、結果的にエコフレンドリーになっていますよ。
今回のパンデミックは地球が、これまでの人間活動のありかたに警告を発したということなのかもと考えました。