本日は、広島原爆投下から75年。
8月は、お盆と戦争について考えさせられます。
NHKを見ながら、8時15分に1分間の黙祷をしました。
なぜ、日本が戦争をしたのか、そして負けたのか、
いろいろな意見がありますが、子供たちには自分で
考えて将来的に、さまざまな外国人と議論をしたり、
自分の意見を言える人間になってほしいと思います。
さて、昨日ですが李登輝元総統の弔問記帳にいってきました。
実は、こうした弔問記帳にいくのは人生初でしたが、
尊敬する人物の逝去に際して、下記の記事をみて、
行かなければと思い立って行ってきました。
以下、8/4の共同通信より。
「台湾の駐日代表部に当たる台北駐日経済文化代表処は4日までに、東京都港区白金台の代表処内に、7月30日に死去した李登輝元総統の弔問記帳台を設置した。7日まで。受け付けは午前9時〜午後5時。」
台北駐日経済文化代表処は、台湾の大使館に相当する施設で白金台にあります。
白金台の駅で、60前後のご婦人が地図をみて台北駐日経済文化代表処を探していたので、
私も行きますのでと一緒にいくことにしました。
彼女は大田区の蒲田在住ということで横浜にも弔問記帳台があるようなので、
横浜に行くことも考えたけど、白金台のほうが来やすいのでということでした。
「日本国民として、李登輝総統にはこれまでにしていただいたことに
感謝をしたい。これくらいしかできることはない。
台湾には1度行ったことがあるけど、日本人であるということで
非常に歓迎してくれて、とてもあたたかい気持ちになった。」
と話していました。
ご婦人と一緒に無事に「台北駐日経済文化代表処」に到着すると、
案内が掲示されていました。
台湾語で話をされる方もいる中、どれだけ一般人がいるのかわかりませんが、
ご婦人と一緒に受付にいくと、
身分証チェック
検温
消毒
のあとで記帳ました。(住所は書かず、職業と名前だけでした。)
追悼台(写真撮影禁止でした。)の前で、ご冥福をお祈りしました。
その後、ポストイットにメッセージを書けるようになっていたので、
感謝のメッセージを書き、ポストイットをボードに貼り、
ご婦人に挨拶をして代表処を離れました。
「台北駐日経済文化代表処」が白金台にあることは、
今回の弔問までまったく知りませんでした。
台湾は、日本の現代史とも密接に結びついており、
今後の東アジアの外交を考えてもとても重要な友好国だと
考えています。
華人文化圏の中で、唯一、民主主義を定着させ、
総統直接選挙を定着させた李登輝元総統が築かれた台湾は、
コロナが落ち着き、海外渡航ができるようになった際に、
家族で訪問してみたい場所です。