私立高校の入試も終わり、最後に公立高校の発表、受験者は中学に来る必要はなく、受験校に同じ中学の受験者と一緒に合格発表を見に行ったようです。
近所の高校には、12人で見に行って合格者もいれば残念ながら、不合格になった生徒もいたとか。
合格を喜んでいる友の横で自分だけ不合格になるのを見るのは辛いことだったと思います。
そして、今の時代は一瞬で合否情報がラインで伝えられます。
自宅にいながら長男も、xx君はどうだった、ooさんが落ちたらしいとか、送金取り消しの履歴が残ってたとか話していました。
公立中学の場合、高校受験は、人生で初めての成績によって、区分けされる経験になります。
15歳の春、どういう結果であっても、それぞれ、ご縁のあった場所で、それぞれの道を切り拓いてほしいと祈ります。
さて、公立の合否発表の翌週が卒業式でした。
コロナでどうなるかと思っていましたが、父母も参加OKで実施されました。
ただし、在校生は出席せず、一部の挨拶や歌が短縮されての実施でした。
校歌は一番だけ、来賓挨拶もなく、簡略化されてるとは思いましたが、挨拶した人の話は長かった。笑
何日も練習しただけあって、入場、授与のための移動、退場までの団体行動は乱れることなく、ちゃんとしてるなと思うと同時にちょっと軍隊っぽいけど、これも日本の教育だなと思いました。
体育館での卒業証書授与、旅立ちの日の合唱などの後、クラスに戻った生徒たちが最後の学級会を終えた生徒たちが担任の先生に校庭まで引率されて解散し、友達や保護者との写真タイムになりました。
長男も、いろいろな男女の友達と写真を楽しそうに撮っていました。
みんな親からスマホをもらっているので、ラインの交換などもしたようです。
泣いている生徒はほとんどなく、笑顔、笑顔の明るい卒業式だったなと思いました。
長男の小学校時代からのお付き合いのパパ友は、
「昔は電話番号しかなくて、なくしたら終わりだったね。」
と言ってましたが、自分が中学を卒業したときは本当に友達との別れだったと思うので、今の子供達とは感覚が違うことを実感です。
思うように成績上がらなかったり、人間関係に悩んだりしながらも、ほとんど欠席もしないでよく頑張りました。
クラスメイトからのメッセージも、人間関係の濃淡出ていたし、先生からのメッセージは、生徒会、最後まで頑張ったことをちゃんと認めてくれてたし、良い思い出になると思いました。
笑顔で楽しい卒業式で良かったと思います。
卒業おめでとう!