前回の投稿から約1か月。
その間、KOM大学や電機とオタクの街で開催された大学合同説明会に行きましたが、
大学についての入試、学部の勉強、就職等について、実際に大学の職員、教員、学生
の方と話をするととても疲れてしまい、記事の投稿はしていませんでした。
ですが、長男はネット情報ではなく、特に実際の学生さんからぶっちゃけた話を
聞ける機会はないので、オープンキャンパスに参加してよかった。
ようやく大学や大学生活についてイメージが少しはわかってきたと話しています。
上記については、またあらためてまとめることがあるかもしれませんが
今回は、TA大学のオープンキャンパスで説明された
「総合型対策についての説明」
のポイントについて記録しておきたいと思います。
<小論文についてのポイント>
・ 小論文は感想などをかく作文ではなく、自分の意見と説明がされていなけれならない。
・ その内容(論理性)と形式が評価される。
・ 自分の意見の形成のためには新聞を読む。(たとえば志望大学の教授の記事が載っている。)
・ AとBの2つの視点を比較して、賛否を述べる。
・ 400字の場合は字数が限られているので、
意見⇒理由、説明
がおすすめ。
意見⇒理由、説明⇒まとめ
理由、説明⇒意見
よりも書きやすい。
・「です。ます。だ。」調ではなく「である。」調で書いたほうがよい。
・「思う。思います。」は印象が悪いので使用しない。自分の心の弱さが表れている。「である。」で言い切って問題ない。
・表現を重ねない。「まだ、未完成」ではなく「未完成」
<エントリーシート>
必要なのは、
①志望理由
②自己PR
③入学後の目標
の3点。
①と②はリンクしているほうが望ましい。なぜ、XX大学〇〇学部なのか。
キャンパスツアー、大学や教授の記事など具体的なエピソードがあったほうがよい。
自己PRは、知らない人にも理解してもらえることを意識する。
①初めて聞いても理解できる。②具体的なエピソード。③どういう人なのかわかる
という3点を意識してかく。
③の志望理由は、
この先生のこういう発言を聞いて勉強したいと思ったなど、そこにしかないものを書く。
「私は明るくてコミュニケーション力があります。」
といった文章は不十分で望ましくない。
③についても具体的なエピソードがあったほうが良い。
たとえば、
先生になりたい ⇒ 子供たちと遊ぶボランティアで必ずひとりぼっちの子供に話しかけてきた。
<面接について>
面接は小論文、エントリーシート、調査書の内容
プラス 社会、時事問題について
について質問される。
見た目も大事なので、散髪をする、制服、化粧はしない、カバンのキーホルダーも外し、
言葉も丁寧に話す。
上記を踏まえて、とにかく両親、先輩、先生、オープンキャンパスの説明会など、
誰でもよいので多くの人にみてもらい、書き直し、練習をすることが合格につながる。
という話を聞きました。
すべて、その通りだと思うことばかりですが、「言うは易く行うは難し」
なのでしょう。
また、個別相談で総合型で合格した学生さんのお話を聞けました。
・ 今回のオープンキャンパスは就職活動にも役立つし、報酬もあったので参加。
・ 総合型選抜は他大学に不合格になったあと、この大学に合格。
・ 渋谷とか吉祥寺とか遊びに行けるのもいいなと思う。
・ 大学は高校と違って、1時間めと3時間目の間の時間が空いたりするので、そういう時間をどう使うかも大事。
・ 高校と違って自由。親にも遅刻しないように学校いきなさいとかいわれない。自分が責任をもってちゃんとやらなければいけない。
・ この大学は授業の70%以上が40人以下。1年生からゼミがあって、レポートの書き方を指導してくれる。先生との距離が近い。
といった貴重なお話をきくことができました。
大学は、場所も離れているのでいろいろな学校のオープンキャンパスに参加するのは時間的のも内容的にも大変ですが、ネットや本では得られない情報も多いので、高校1年、2年生の時から積極的に参加するべきだと思いました。