2023年7月も残り10日を切りました。
相変わらず暑い日々が続いていますが、大学はオープンキャンパスが続いており、TSH大学のオープンキャンパスに長男と参加してきました。
あまりよく知らない土地で、道に迷ったり、駐車場を探すのに手間取ったりして10時30分頃と遅めの到着。
受講した内容は、
・ 模擬授業
・ 志望理由書の書き方(予備校の先生による)
・ 学生との面談
・ キャンパスツアー
の4点になります。
模擬授業については、インドのガンダーラでは筋肉粒々だった仏像が、日本ではなで肩の仏像になってしまった。なぜか、答えは中国です。といった内容でした。
模擬授業は、学部ごとに開催されますが、時間が重なってしまうのですべての学部の授業を受けるのは難しいです。この大学は、模擬授業の事前予約は必要ではなく、教室に自由に出入りする方式でした。
志望理由の書き方についたへ、応募書類はラブレターです!これをとにかく覚えてくださいというメッセージでした。
実は提出される書類では、ダメ書類が五割以上。英社で五割より上に入るの難しいけど、作文はちょっと努力をすれば上位五割に行けるのでタイパがいいですと。
XX市はダメだとか悪口だけとか、野球のこと聞かれてるのにサッカーの話を書くとか、そういう書類もあるです。
ラブレターといっても、相思相愛になってディズニーランドいきたいとか、結婚したいとかいって仮に結婚=合格できてもそれでおわりではない。
その先どうするかも考えなきゃいけないので、将来のことも考えよう。
卒業生の進路も確認しよう。
いい会社が全てじゃないし、例えば、源氏物語好きなら大学で勉強深めてその先も研究するとかでもいいんです。
そういった講演内容でした。
応募書類については、やはり高校教師の指導が塾か、なんらかの指導受けないと自分だけで作成して、改善するのは難しいし時間的にも効率的ではないんだろうと思いました。
また、総合型は一つだけ受けて失敗したら一般に回るという人が多いみたいです。
学生との面談は長男もだいぶ慣れてきたようで、他大学との比較が一番できるところかなと思います。(受付から面談開始までのどれだけ効率的にできるかも差異があります。)
仏教学部はお寺の息子さんで、いい人だなと思いましたが、あまり深い話はしないで終わりました。
表現学部の学生は、結構リアルなことを話してくれました。
あまりなじみがなかったのですが、専門学校と美大の真ん中のポジションとか、日芸を志望していた学生もいるとか。
表現学部はマスコミで活躍している方が授業を受け持っているので、その関係で就職することもあるとか。(大手テレビ局とかではなく番組制作会社やベンチャーなどのようです。)
特にYOUTUBEやネットに特化した授業はないけれど、ネット社会、デジタルマーケティングとか考えるとAdobeソフトは大学で契約してるから4年プロが使うソフト使えたり、
地方のテレビ局並みのスタジオ、カメラがあって、満足しているといった貴重な話を聞くことができました。
その後のキャンパスツアーでは、スタジオを外からみることができましたが、すごいなあと思いました。これは特色といえると思います。
やや不満があったのは、周囲に何もないんじゃないかとか、学食が混んでいて時間がかかったと話していましたが、自宅から通学可能圏内ですし、表現学部の学生は午前中で授業が終わり午後はフリーになることもあるとのことでしたので許容範囲かと思います。
進路決定については、最近読んだアメリカで成功したインド人の言葉が引っかかっています。
努力と同じくらい選択の意思決定が大切だと。
日本人は昭和の根性論があって、努力とか根性とか重視しすぎているのではないか、はじめから、適切な場所を選択することが大切かと思います。
PS. 本当は連続で別の大学のオーキャンもいくつもりでしたが、手配できなかったのですが、猛暑で連日は厳しかったので、結果オーライということにしました。