気がつけば11月も半ばをすぎ、年の瀬も見えてきました。
しばらく文章を書かない間に芸能ニュースも、ジャニーズから宝塚と移り変わってしまいましたが、総合型受験の経緯について、メモだけでも残したいと思います。
人生における、かなり大きなイベントです。なかなか書きにくいものでしたが、時間と共に忘れていく一方なのでとりあえず書いてみました。
長男の総合型受験についでの経緯ですが、
夏休みに漢検を13回受験したものの合格できず。。。
本命のKOM大学の受験を断念。
これは本当に残念でした。せっかく評定をクリアしたのに漢字なら大丈夫でしょとなめた考えで塾の指導を受けるでもなく自分のあまい対策で臨み、結果的に合格できず。
過去問、5年分を5回転きっちりやり切れば合格できたと思うのですが、ネットの勉強をチョコチョコやってただけで、紙で対策をようやく始めたのは最後の2〜3回。時間切れもあり不合格。
KOM大学は、穴場学部で倍率もほぼ一倍だったので本当にガッカリしました。。。
受験が恐ろしいのは、前日まではあの学校とか思っていても、翌日にはそれがすべて消えてなくなることです。
それでも現実は続いていくので、第二志望のMUS大学の総合型受験をしました。
ここは評定や資格などの必要要件はなく日程も9月に出願と早めに始まるので、かなり人気がある大学です。
親子でココスに行って志望動機や課題などを考え、オープンキャンパスにも再度行き、学校と2つの塾からのアドバイスもいただきながら進めました。
長男は、本音で指導してくれる塾の先生と面談したとき、先生は、KOM大学の方がチャンスあった、厳しいかもしれない感じだった気がすると話していました。
担任の先生も、なぜKOM大学と違う経営学部を受験するのか?志望動機も納得感がないと噛み合わないこともあり、出願前日まで学校で指導をしてもらったりでしたがともかく出願を終えました。
そして一次発表、高校は合否確認を登校して職員室で見るという仕組みのようで、長男はなんか嫌だと話してましたが、もう1人出願した同級生と学校で確認したのですが。。。
不合格
2人とも不合格になってしまい、7割くらいは合格できると思ってたので大ショックを受けてしまいました。
あとで考えると評定、資格、学部とのマッチングが問題だったのかと話しました。
家族でかなりガックリときましたが、翌日から文化祭、水泳部の発表もあり本人は落ち込みながらも、両家の祖母にも励まされたり、バタバタしていました。
同時に担任の先生からは、進路をどうするか求められ、一般は無理だと思うので受けない。これは決まりました。
では、指定校か総合型をもう一度受験するのか?
本来なら遅いのですが、そこは先生がなんとか動いてくれるとありがたいお話でした。
しかし、妻は反対。
行ったこともなく、考えたこともない学校に成績を理由だけで進学するのはおかしい。
それも正論であり、そんな時にホンネの塾の先生から、TS大学はどうかと連絡をいただきました。たまたまテレビ番組を見たそうですが、ここは合同説明会で興味を持ち、オープンも行ったことがある学校でした。
長男とも話し合い、指定校より、こっちにチャレンジしようということを決めて、学部も茶道や華道を活かせる学科に決定して先生に伝えました。
先生は指定校にするのだと思っていてようでしたが、学科が本人がやりたいことに合致していると、悩みながらも電話連絡をしてくれて、そこを目指すことに同意してくれました。
ここで本人、学校、家族の意思が一致できたのは、本当によかったと思います。
結果的には、またココスに行って応募書類を考え、近所の塾には何度も書類や面接練習の指導を、ホンネ塾はちょっと遠いところにあるのですが、LINEで先生に文章を見てもらったり、直接電話してアドバイスをいただき、受験決定からわずか10日程度で書類を完成させることができました。
そして一次発表、今回も学校で別の学校の受験生と一緒に確認、
今回はみごとに合格!
二次試験に進めました。
二次試験は、面接と模擬授業のため、YouTubeの動画を見ながらノートを取る練習をしたり、面接練習を学校と塾2つ、家族でも繰り返して受験。
実際には模擬授業か、グループディスカッションに近いものだったとか想定外はあったものの、君のような生徒は大学にあってると思います。とかなり好感触で二次試験が終了。
その後、発表までは落ち着かない日々でしたが、個人的に外国から来日した友人夫婦と浅草に行ったり、担任の先生からはだめだった時の準備をしなさいと言われたりしながら結果を待ちました。
そして11月1日、
今回も結果は高校で。
この日の合格発表校は、何校かあるみたいでしたが結果は
合格!
クラスの友達にもみくちゃにされて祝ってもらえたそうです!
ざっくりとした流れは上記の通りですが、とにかく受験が終わったこと、大学生になれることが決まったのでホッとしました。
(一般ではどこにも行けない可能性もかなりあったかも。)
どこかでまた詳しくかくこともあるかもしれませんがか、3ヶ月前までは想定もしていなかった進路となりました。
世間的な評価は置いておきますが、本人が納得のいく、日本文化と国際、英語という勉強ができる進路が見つかったこと、本人なりに満足していることでよかったと思っています。
いろいろ言い始めるとキリがないのですが、コネとかは全くないなかで、とにかく元気に受験を終えることができ、今は、バイト、免許、旅行とか興味が先に向かって行動中です。
受験、進路はご縁があったと塾の先生たちには言われましたが、不合格からの対応でいろいろ変わるものだと思いました。
いろいろな大学にオープンキャンパスに行ったことも無駄ではなかった。
不合格になってしまった大学に向けて準備していたことも結果的には活用できた。
穴場があっても見つけて行動しなければ入れない。
今後どうなるかわかりませんが、本人の納得感は大事だと思うのでそういう意味ではやり切って結果も出せたということでとらえれば良いのかなと思っています。