昨日で長男の中学い年生の1学期も終わりました。
公立はあれていたり、いじめがあるとかいう話も聞きますが、通学している市立I中は、そういったこともなく統制がとられているようです。
ちなみに、となりの中学とくらべると同じ公立中学でも、例えば社会の進め方が
I中は、地理をまず勉強して半年で終わらせたら歴史。
隣のH中は、地理と歴史を半々で並行して勉強。
I中の国語:すごい先生がいて、定期テストで高校入試レベルの問題をだしてきて、平均点は、
などの特徴があるようです。
さて、定期テストと密接に連動している内申書についてまとめてみます。
内申書とは、中学校が作成する生徒についての報告書で、公立高校の入試の点数として判断されるものと理解しています。
金八先生の人気があって田舎にいた時の記憶では、ヤンキーだと内申書に素行についてひどいことを書かれて、いくら成績がよくても高校入試で不合格になるという噂があった記憶があります。
今思うと、中学校が生徒を統率するために、内申書にひどいことを書かれてもいいのかといった脅しのように使われていたような気がしますが、ひどい話です。
今、住んでいる首都圏の県、市では純粋にポイント制となっているようで、ようは入学試験のテストだけでなく
内申書も合算されて、公立高校の合否判定がされる
仕組みになっているようです。
居住している県の内申書は、中1から中3の二学期までの活動が記録されます。
まずは、通知表の成績が重要です。
学年ごとの成績 9科目 x 5点=45点
定期テスト: 6月、9月、11月、2月の年4回。
うちの県は、絶対評価。I中は、定期テストで判断するようです。
つまり、定期テストの点数が、
0~10点: 1
11~30点: 2
31~80点: 3
81~90点: 4
91~100点: 5
となるようです。また、提出物の状況によって、
通知表の評価は前期、後期、学年末の3回判定されますが、学年の平均は、基本的には切り上げられるということです。
例: 4,3,3の場合は、10/3=3.
科目合計45点に、
生徒会活動等 5点
部活 5点
特記事項 5点
が加算され合計60点になります。
3年間の合計は180点です。
また、中学校ごとにレベルの差がありますので、点数調整も行われます。例えば、I中はとなりのH中よりもレベルが高いとか低いかを市が判断して調整点を決定、学校ごとの調整点はネットでも公開されています。
学校では、部活以外のことは把握しないので、生徒へのアンケートにアピールしたいことをしっかりと書かなければいけません。
英検: 4級からは書くべき。
部活でなく、クラブチームなどのサッカーをしている生徒もここで、関東大会とかそういうことをかくことになります。
また、ここでは出席日数も関係あるみたいです。
欠席日数は、基本的には年間10日以内に。
遅刻、早退はまだOKなので、おなかが痛くても学校にいくこと。
が塾からのアドバイスでした。
高校ごとに内申書をどれだけ重視しているかは異なっているらしいです。
ざっくりいえば、県立高校でも上位高は内申書よりも、入試の結果を重視します。
将来的に前後期制はなくなるらしいですが、現時点では
県立トップのC高:
(前期)内申を考慮せず。 (後期)100%。180点満点の内申点。
県立御三家のF高:
(前期)50%の内申点。つまり、180X50%=90点満点の内申点。(後期)100%。
県立上位のCH高:
(前期)80%の内申点。つまり、180X80%=144点満点の内申点。(後期)100%。
私立高校(特に上位)の受験には、基本的に内申書は関係ありません。
親は定期テストの結果が重要であり、内申点に直結することがわかっているので、勉強してほしいと思いますが、子供は学校で、「テストだけでなく授業態度や提出物も含めて判断します」と先生が話してたからテストだけじゃなくて、手をあげたりして頑張ってるから大丈夫的なことを言っていました。
しかし、1学期の通知表の結果は、6月に1度だけ行われた定期テストの点数そのものでした。
やはり、親子で内申書の仕組みを理解し、定期テストの重要性を踏まえた作戦、対策をとって勉強していかないと上位にはいけないなと実感しています。
まあ、反抗期の子供と一緒にどうやったらそれが実現できるのか、わかれば教えてほしいですし、まだ解決できていない課題のままですが。。。