小学3年先での英検5級合格を目指していた二男ですが、長男と同じ勉強計画で進めようとしたのですが、兄弟でもタイプがまったく違ったために英検5級の受験を4年生の6月に延期することにしました。
以前の兄弟の比較記事でも書きましたが、長男は耳から英語に入っていくタイプのため、文法や単語にそれほどこだわらず、むしろどんどん先に進みたがる子供でした。
それに対して二男は、理系的なのかルールを一つずつ納得しないまま先に進むのは嫌なタイプで、ひとつひとつ時間をかけて勉強しています。
どちらがよいとか悪いというわけではなく、長男は全体感をまず理解するため、
例えば三人称単数現在形のルールがあやふやだったりしますが、
二男は石垣を作って進んでいる感じで、おそらく三人称単数現在形のルールは完全に覚えるだろうと思われます。
2019年2月になり、ようやく6月の英検5級を受験するきになりましたが、小学3年生でできたことは、
① アルファベット→ 大文字と小文字に苦しみましたが、ようやく覚えました。
今でも、
u はひっくり返すとn になるとか、
言われてみるとそうですが、長男は気にしなかったようなことを言ってきます。
② ローマ字 → アルファベットは覚えたものの、ひらがなやカタカナと同じように読み方が決まってるはずなのに、ABCをエイビーシーだとわかっても英単語は読めない
から勉強できないと言ってぐずるので英語の勉強をする前にローマ字を勉強することにしました。
ローマ字も、訓令式とヘボン式では書き方が違ったり、ちゃ、ちゅ、ちょのような小さいヤ行が入った音は覚えるのに少し時間がかかりましたがローマ字も覚えることができました。
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③ ローマ字を覚えたので、これで英語の勉強ができると思ったのですが、今度は英単語がローマ字読みでは読めないことに納得がいかず。仕方がないのでフォニックスを勉強することにしました。
例えば、Aという文字が、
rain → レイン(Aをエイとアルファベットよみする。フォニックスでは、r +エイ+ン)
Australia → オーストリア(Aはオーとよむ)
Japan → ジャパン(ローマ字と同じでAはあとよむ)
となるパターンをフォニックスで覚えて、ようやく漢字の読み方と同じように、
Aを、アと読んだり、オと読んだりすることがあることを理解しました。
ここまでで、かなり頑固に自己主張があり、英単語はローマ字読みで適当に読んでいた長男とは随分違う勉強方法をしています。
わかりませんが、長男のようなタイプの方が自分も含めて多いのではないかと感じています。
二男がここまで音と文字をつなげるのにこだわるとは思いませんでした。
④ これでようやく英単語の勉強ができるようになったので、イラストがたくさん使われている、英単熟語を毎日2ページくらいずつ覚えるようにしました。
⑤ それと並行して英検5級の参考書を一週間にだいたい一章ずつ進めて、文法や会話の表現を勉強しました。
例えば、
how muchやwhat colorを使った質問と回答などです。
⑥ 上記をだいたい理解したところで、リスニング問題も始めました。
リスニング問題は回答が英語で書いてあります。例えば数字も
13ではなくthirteen
4月がApril
という英単語になっています。
長男は、リスニングは特に対策しなくても何となくわかっているようで、また、一部わからないところがあっても気にせずたくさん聞くことで正答率が上がっていきました。
しかし、二男は少しでもわからないところがあると納得いかないようで、間違ったときに泣いて悔しがることもありました。
自分も長男タイプだったのですが、二男にはまずシナリオを日本語と英語で文字で読んでから問題を解くようにするべきかと考えています。
ここまでが、塾なしで自宅で親子で勉強してきた内容になります。
今後は上記の復習に加えて過去問題集を解いていくことで、6月の英検5級受験の準備は大丈夫だと考えています。
本日、過去問題集は旺文社の過去3回分の問題集を購入しました。
理由は、リスニングを一問ずつ聞き直しができることと、文字が大きかったこと、回数が少ないことで達成感が得やすいだろうとおもったからです。
想定以上に時間はかかっていますが、二男もようやく小学4年生で英検5級を受験することになりましたので、合格を目指して頑張りたいと思います。